シーリング作業について

シーリング撤去後

旧シーリングをカッター等を使いキレイに撤去していきます。

シーリング打設後

三面接着にならないよう、ボンドブレーカー、バックアップ材を補充後にシーリング材と同メーカーの専用プライマー塗布乾燥後にシーリングを打設していきます。

基本的には外壁材(サイディング等)の色や塗装の色に合わせてシーリング材の色を合わせます。

シーリングの色を合わせる理由としまして塗膜とシーリングの伸び率が違い、シーリングの上に塗装する場合に塗膜にヒビ等ができた場合に目立たない用にするためです。

シーリングを後打ち、先打ちにすることがありますが当社ではシーリングの上にに塗料を乗せることによりシーリングの劣化を遅らせることができるのではと考えております。

基本的にシーリング材の収縮率は塗装塗膜よりはるかにおおきいので塗膜では動きについていけません。ですので後打ち、先打ちと選ぶことがあります。

後打ちとは

塗装工事後にシーリングを打つ事です。シーリング材が露出している状態で、新築事の状態です。

メリットとしては塗膜が割れたりすることがありません。

デメリットとしてはシーリング材が露出しているので紫外線等の外部からの影響で劣化がしやすい状態にあります。なので後打ちの場合は変性シリコン等の耐候性の強いシーリング材を使います。

先打ちとは

塗装工事前にシーリング作業をし、シーリング材のうえ塗装する事です。

メリットとしてはシーリング材が露出していないので紫外線等の外部からの影響が受けづらくなります。

デメリットとしてはシーリング上の塗膜が割れてしまうこ、可塑剤(ブリード)等で変色してしまう事です。

ですので塗装を塗る場合には新しく塗る色に合わせて同じか、似た色のシーリングを打設します。ヒビ等でシーリングが露出したときに目立たないためです。又シーリング材も塗装との相性の良いウレタン等でノンブリードタイプの物を使います。